訪問診療について
ご本人・ご家族だけで、抱え込んでいませんか? 住み慣れたご自宅に、心と身体の「ひだまり」となる医療を。
当院では、通院が困難な方や長期療養を必要とする方を対象に、在宅で安心して医療を受けられる「訪問診療」を行っています。ご自宅での生活を尊重しながら、医師と看護師が定期的に訪問し、症状管理や生活支援をサポートいたします。
訪問診療は、医師が定期的に患者の自宅や施設を訪問して診療を行う医療サービスです。
• 通院が難しい方のための在宅医療
• 症状の悪化や合併症の早期発見
• 服薬管理や健康相談
• 必要に応じた検査や医療機関への連携
当院は東京23区を拠点に、埼玉県南部エリアにも対応する精神科・心療内科に特化した訪問診療クリニックです。
認知症や精神疾患によって通院が困難になった方へ、専門医がご自宅へ伺い、計画的な治療を行います。
さらに、夜間や休日の急な不調や不安な時には、24時間365日体制で電話相談や緊急の往診にも対応。 患者様ご本人だけでなく、介護されるご家族の「心理的負担」を軽くするためのチーム医療を提供します。
このようなお悩みはありませんか?
ご高齢の方の介護や、メンタル不調を抱える方との生活において、以下のようなことで限界を感じていませんか?
・通院介助の限界:
足腰の衰えだけでなく、仕事や日々の介護でご家族自身が疲れ切っている。
・外出の強い拒否:
認知症の症状や精神的な不安から、ご本人が家から出ることを頑なに嫌がる
・待合室でのパニック:
病院で落ち着いて待つことが難しく、周囲の目が気になり通院を断念してしまった
・医療に繋がれない孤立:
不登校や引きこもりが長期化し、誰にどう相談すべきか分からない
・夜間/休日の不安:
急に様子がおかしくなった時、家族だけで対応できるか常に不安がある
在宅医療は「最終手段」ではなく「前向きな選択肢」です
「家族である自分が頑張らなければ」と、無理を重ねていませんか?
精神科・心療内科の訪問診療は、決して通院できなくなった末の諦めや最終手段ではありません。私たち医療のプロが介入することで、夜間の不安や日々の介護の重圧から解放されます。
それは、皆様が日々の介護者から「ご家族」という本来の役割に戻り、住み慣れたご自宅で患者様と穏やかに笑い合える時間を増やすための、前向きな選択肢です。ご家族が限界を迎えてしまう前に、まずはその重荷を少しだけ私たちに預けてみませんか。
当院でできること

精神科訪問診療とは、通院が困難な患者様のご自宅や施設へ専門医が定期的に訪問し、診察やお薬の処方、ご家族のケアを行う医療サービスです。 「病院の診察室でおこなう治療」を、そのまま住み慣れたご自宅でリラックスして受けていただけます。
主な対象となる疾患・症状
ご高齢の方から若い世代の方まで、全年齢の心の不調に対応しています。
・認知症(周辺症状・徘徊・物忘れなど)
・うつ病、双極性障害(躁うつ病)
・統合失調症
・不安障害、パニック障害、睡眠障害
・発達障害
・不登校、引きこもり
など
※上記は一例です。診断がついていない状態からでもご相談いただけます。
ご自宅で提供できる医療ケア
当院は精神科・心療内科だけでなく、一般内科の診療にも幅広く対応しているため、心と身体を総合的にサポートできる体制が整っています。
・定期的な診察と心のケア:
患者様のペースに合わせ、じっくりとお話をお聞きします。
・お薬の処方・調整:
ご自宅でお薬を受け取れる仕組み(訪問薬局との連携)も整えております。薬局へ行く手間も省けます。
・心理検査:
症状に応じた心理検査(長谷川式、MMSE、ASRS、AQなど)を実施いたします。
・身体の健康管理(内科診療):
血圧管理、生活習慣病の治療、痛みの少ない注射針を用いた処置など。
・各種検査:
血液検査、尿検査、水虫検査、細菌培養(痰、尿など)、ポータブル心電図、最新のデジタル聴診器を用いた診察など。
・ご家族の介護相談:
ご家族の不安や悩みにも寄り添い、具体的なアドバイスやケアマネージャー等の関係機関との連携を行います。
「訪問診療」と「往診」の違いについて
当院では、患者様が安心して毎日を過ごせるよう、2つの体制を組み合わせてサポートします。
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定期訪問(訪問診療)
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あらかじめ計画したスケジュール(例:月に2回など)に沿って、医師がご自宅へ伺い、継続的な治療と健康管理を行います。
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緊急時の対応(往診)
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定期訪問を行っている患者様が、夜間や休日に急に体調を崩されたり、精神的に不安定になったりした際に、ご家族からの電話相談に応じ、必要に応じて医師がご自宅へ駆けつける緊急対応です。(※当院は24時間365日体制で対応しています)
実施可能な検査
ご自宅で受けられる検査・健康管理
「精神科の訪問診療では、身体の病気までは診てもらえないのでは…」 そんなご不安はありませんか?当院は精神科・心療内科の専門ケアだけでなく、一般内科の診療にも広く対応しております。 心と身体は密接に繋がっています。わざわざ別の内科へ通院するご家族の負担を減らすため、ご自宅にいながら以下のような多彩な検査・処置を受けていただけます。
🧠 こころと記憶の検査(心理・認知機能検査)
患者様とリラックスした雰囲気でお話ししながら、ご自宅で自然な形で実施します。
・認知症のスクリーニング検査(長谷川式、MMSE)
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「最近、物忘れがひどくなった」「認知症かもしれない」というご不安に対し、記憶力や認知機能を正確に評価し、早期発見・治療に繋げます。
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・大人の発達障害チェック(ASRS、AQなど)
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「仕事や家事が極端にうまくいかない」「対人関係で強いストレスを感じる」といった生きづらさを抱える方へ、ADHDや自閉スペクトラム症(ASD)の特性を評価する心理検査を実施します。
🩺 からだの検査(内科・身体機能検査)
精神的な不調に隠れた身体の病気を見逃さないため、最新の医療機器を持ち込んで検査を行います。
・ポータブル心電図・最新のデジタル聴診器
不整脈や心疾患の早期発見に努めます。最新のデジタル聴診器を用いて、わずかな心音・呼吸音の変化も正確に捉えます。
・血液検査・尿検査
栄養状態の確認やお薬の副作用チェック、糖尿病などの内科疾患を評価します。
・感染症・皮膚トラブルの検査(水虫検査、細菌培養)
ご高齢の方に多い水虫(白癬)の顕微鏡検査や、発熱時の原因を調べる細菌培養検査(痰や尿など)をその場で行い、適切な治療薬を処方します。
🩹 日常的な内科処置・健康管理
日々の生活を穏やかに過ごしていただくための、細やかな身体ケアを行います。
・血圧管理・生活習慣病の治療
高血圧や糖尿病、脂質異常症など、日々の継続的な治療が必要な慢性疾患もしっかりと管理します。
・痛みに配慮した処置
採血や点滴が必要な際には、極細で痛みの少ない注射針を使用するなど、患者様の身体的・精神的な負担を最小限に抑える工夫を徹底しています。
さくらひだまり訪問クリニックが選ばれる6つの特長
患者様ご本人はもちろんのこと、ご家族が「介護の重圧」から解放され、安心して毎日の生活を送れるように。当院が地域医療において大切にしている5つの強みをご紹介します。
特長1:専門医・指定医による確かな医療と、時間をかけた良心的な診療
精神保健指定医をはじめとする専門医が、豊富な臨床経験に基づいた専門的で確かな医療をご自宅へお届けします。効率重視の慌ただしい診察ではなく、「良心的であること」を第一に掲げ、お一人おひとりに時間をしっかりとかけています。患者様やご家族の不安な気持ちに深く寄り添い、心の通い合う温かい医療をお約束します。
特長2:各種制度をフル活用した「費用負担の軽減」による経済的な安心
長期にわたる療養において、ご家族の経済的な不安を取り除くことも私たちの重要な役割です。 当院では、自立支援医療制度(精神通院医療)をはじめ、精神障害者保健福祉手帳、障害年金、さらには各都道府県や市区町村独自の医療費助成制度などを最大限に組み合わせます。ご家族の窓口での自己負担額が極力なくなるよう、専門的な知見から手厚くサポートいたします。
特長3:「断らない医療」と、24時間365日の精神的安全網
「夜間に急に様子がおかしくなったらどうしよう…」という不安は、ご自宅での介護において常につきまといます。 当院の24時間365日体制は、単に医師が緊急往診に駆けつけるだけではありません。「いつでも専門家に電話で相談できる安心感(精神的安全網)」を確立しています。夜間や休日のささいな変化でも、電話口での適切なアドバイスでご家族の不安が解消されるケースは多くあります。いざという時に「絶対に繋がる」体制が、ご家族の夜の安眠を守ります。
特長4:ご家族の「心理的負担の軽減」を最優先したサポート
在宅医療の本質は、家族だけで介護を抱え込むことではありません。 当院では、医学的な正解を一方的に押し付けるのではなく、ご家庭の状況や生活リズムに合わせた無理のないペースを一緒に探る「丁寧なインフォームドコンセント」を徹底しています。「こんな些細なことで電話していいのだろうか」という遠慮をなくすため、いつでも連絡がつく専用窓口を設け、ご家族の長期的な介護ストレスにもじっくりと耳を傾けます。
特長5:心の不調に隠れた「からだの病気」を見逃さない、安心の内科対応
精神科の訪問診療において、ご本人やご家族が意外と困るのが「身体の病気になった時」です。「心の不調だと思っていたら、実は身体の疾患が原因だった」というケースも少なくありません。
当院では精神科・心療内科の専門医療に加え、血圧管理や生活習慣病、一般的な内科疾患の治療といった「一般内科」の診療にも幅広く対応しています。最新のデジタル聴診器やポータブル心電図、極細の注射針を用いた痛みの少ない採血など、ご自宅にいながら質の高い内科検査・処置が可能です。精神科と内科のために別々の病院を使い分ける必要がなくなり、ご家族の通院介助の負担を大幅に軽減します。
特長6:不登校や引きこもりなど、児童・思春期への専門的なアプローチ
「訪問診療=ご高齢の方」というイメージがあるかもしれませんが、当院は児童・思春期から若年層のメンタルヘルスにも力を入れています。「学校に行けず、部屋から出てこない」「発達障害の特性からパニックを起こしてしまい、通院に連れ出せない」といったお子様に対し、無理に外へ引っ張り出すのではなく、私たちが「ご自宅」という一番安全な場所へ伺います。時間をかけてご本人との信頼関係を築きながら、児童相談所や子ども家庭支援センター等の支援機関とも連携し、将来の自立に向けたサポートを行います。「どう接すればいいか分からない」と思い悩む親御さんのご相談にも、しっかりと寄り添います。
ご利用の流れ
お電話またはWEBから、まずは「相談だけ」でも構いません。事前の準備から各種制度の申請サポートまで、当院のスタッフが丁寧に伴走いたします。
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ご相談・お問い合わせ(無料)
現在の状況やご不安な点をお聞かせください。まだ受診を迷われている段階や、ご家族のみからのご相談も歓迎しております。 -
初回面談・ご説明
当院の相談員(または医師・看護師)がご自宅へ伺い、診療システムや費用、利用できる制度について分かりやすくご説明します。※患者様ご本人が面談を拒否される場合は、別室でご家族のみとお話しすることも可能です。 -
各種制度の確認・お手続きサポート
費用負担を軽減するための公的制度(自立支援医療など)の手続きについて、専門スタッフがしっかりサポートいたします。 -
定期訪問診療の開始
ご家庭の生活リズムに合わせた無理のないスケジュールを組み、担当医師による定期的な訪問診療をスタートします。
費用・医療費の助成制度について(経済的なご不安へのサポート)

「訪問診療はお金がかかるのでは…」というご不安から、必要な医療を諦めないでください。 当院では、ご家族の窓口での自己負担額を「極力ゼロ」に近づけるため、専門的な知見から以下の公的制度をフル活用し、手厚くサポートいたします。
当院で活用をサポートしている主な制度
・自立支援医療制度(精神通院医療)+ 東京都独自の助成
精神疾患の治療にかかる医療費の自己負担割合が「原則1割」に軽減され、さらに世帯所得に応じて月額の上限(2,500円や5,000円など)が設定されます。
【東京都にお住まいの方へ】
東京都独自の助成制度により、「住民税非課税世帯」に該当する場合(目安として年収204万円以下)、この1割負担分も東京都が助成するため、精神科の訪問診療にかかる医療費は「実質無料(自己負担0円)」となります。
・心身障害者医療費助成制度(通称:マル障)など、各自治体の助成
手帳を取得することで、精神科だけでなく「内科の診療費」や「お薬代」なども無料(または一部負担)になる強力な制度です。
【東京都の「マル障」】
精神障害者保健福祉手帳の「1級」を取得された場合などに適用されます。精神科の治療だけでなく、当院で行う一般内科の診療や検査も含め、医療費が実質無料となります(※一定の所得制限があります)。
【埼玉県の「重度心身障害者医療費助成制度」】
精神障害者保健福祉手帳の「1級」または「2級」をお持ちの場合などに適用され、同様に医療費が無料になります。
・精神障害者保健福祉手帳/障害年金
上記の「マル障」などの医療費助成を受けるための条件になるほか、各種税金の控除や交通機関の割引、生活費のサポートとして機能する重要な制度です。当院では、指定医・専門医として申請に必要な「診断書の作成」もスムーズかつ確実に対応いたします。
1ヶ月あたりの費用シミュレーション(目安)
【自立支援医療制度を適用(1割負担)で、月2回訪問した場合】
・医療費の目安:
月額 約2,000円 〜 5,000円程度(※設定された上限額以上はかかりません)
・交通費:
頂いておりません
・診断書代:
頂いておりません
【東京都にお住まいで、住民税非課税世帯の場合】
・医療費、交通費、診断書代の目安: 0円(無料)
【埼玉県にお住まいで、精神障害者手帳2級をお持ちの場合】
・医療費、交通費、診断書代の目安: 0円(無料)
初回の無料面談時に、「どの制度が使えて、月々いくらくらいになるか」をご家庭の状況(課税状況など)に合わせて事前にしっかりとお見積り・ご説明いたします。「制度の仕組みがよくわからない」というご家族も、すべて当院のスタッフがサポートいたしますのでご安心ください。
診療内容

当院の訪問診療では、以下の内容を行います。
1. 診察・症状管理
•病状に応じた丁寧な診察、治療
•症状の観察、日常生活での困りごとの相談
•精神症状や認知症症状の評価(必要な場合)
•血圧、体温、脈拍などのバイタルチェック
2. 薬の管理
•服薬状況の確認
•内服薬・注射薬の処方・管理
(当院はデポ剤(リスパダールコンスタ、ハロマンス、エビリファイLAI、ゼプリオン)、コンサータ、ビバンセ、モディオダール等の取り扱いに対応しています。)
•副作用や相互作用のチェック
3. 生活・療養サポート
•食事・水分・睡眠など生活全般のアドバイス
•介護サービスや福祉サービスとの連携
•家族や介護者への支援・相談
4. 緊急時の対応
•症状急変時の臨時訪問
•必要に応じて医療機関への搬送や入院手続きサポート
治療のその先へ。東京・埼玉エリアで利用できる福祉サービスと「自立」へのサポート
精神科・心療内科の訪問診療を受けながら、東京都内や埼玉県南部の住み慣れたご自宅で安心して生活を送るためには、公的な福祉サービスや介護保険制度を上手に活用することが大切です。
さくらひだまり訪問クリニックでは、ご自宅への定期的な訪問や緊急時の往診といった医療の提供にとどまらず、患者様が「自分らしく社会と繋がる(自立する)」ためのステップアップを、医療の立場から全力で後押しいたします。 当院からお繋ぎできる具体的なサービスや、相談窓口をご紹介します。
1. 医療費の負担軽減・各種手帳を取得したい方へ
長期的な療養において、まずは経済的なご不安を軽減し、治療に専念できる環境を整えます。
・自立支援医療(精神通院医療)
訪問診療やお薬代、訪問看護にかかる医療費の自己負担割合が、原則1割に軽減される制度です。
・精神障害者保健福祉手帳/障害年金
税金の控除や公共交通機関の割引などの支援を受けられます。東京都や埼玉県独自の医療費助成(マル障など)を受けるための必須要件になる場合もあります。
・生活保護制度
病気等で働くことができず生活にお困りの方の支援制度です。(※当院は生活保護法指定医療機関です)
▶ 当院のサポート:
各自治体へ提出する「医師の診断書」は当院で迅速に作成いたします。制度の利用方法についても、スタッフがお気軽にご相談に乗ります。
2. ご高齢の方・認知症の介護でお困りの方へ
医療と日々の生活を支える介護サービスを組み合わせることで、ご本人様の症状の安定と、ご家族様の介護負担(レスパイト)の大幅な軽減を図ります。
・訪問看護(訪看)
看護師がご自宅に伺い、バイタルチェック、服薬管理、BPSDの観察などを行います。当院の医師と密に連携を取り、体調の変化にいち早く対応します。
・地域包括支援センター(高齢者あんしんセンター)との連携
介護や生活全般の総合窓口である「地域包括支援センター」と当院の医師が密に連携します。医療と福祉のチームでご家庭を支える土台を作ります。
・ショートステイ(短期入所生活介護・療養介護)
数日~数週間、施設に宿泊して介護を受けられるサービスです。認知症の周辺症状(BPSD)等でご家族が疲弊してしまった際の「レスパイト(休息)」として、在宅生活を継続するために非常に重要な役割を担います。
・訪問介護(ホームヘルパー)
ご自宅にヘルパーが訪問し、入浴、排泄、食事の介助や生活援助を行います。
・認知症デイケア(通所介護)
日帰りで施設に通い、入浴やレクリエーションを通じた認知機能のリハビリテーションを行います。
3. 精神疾患を抱える方の「自立と社会参加」に向けたステップ
「ずっと家に引きこもっている状態から、少しずつ外の世界へ踏み出したい」。統合失調症やうつ病などで社会生活に困難を抱える方が、無理なくステップアップできる環境をご提案します。
ステップ①:精神科訪問看護
まずは精神科に特化した看護師がご自宅へ訪問し、服薬サポートや精神状態の観察を行い、生活の基盤を安定させます。
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ステップ②:デイケア(精神科デイケア)
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「日中は家で寝てばかりいる」という方が、日中の居場所として決まった時間に通うことで生活リズムを整え、対人関係に慣れるためのリハビリテーションです。
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ステップ③:就労支援・B型作業所(就労継続支援B型)への参加
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「いつかは働きたい」という想いに応え、体調に合わせた働き方を見つける就労支援事業所をご紹介します。また、雇用契約が不安な方でも、ご自身のペースで作業を行い工賃を受け取ることができる「B型作業所」への参加は、やりがいと自信を取り戻す大きな一歩になります。
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ステップ④:共同生活援助(障害者グループホーム)
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世話人のサポートを受けながら少人数で生活を送る住まいです。当院は東京・埼玉エリアのグループホームへの定期的な訪問診療も積極的に行っております。
4. お子様の発達・不登校・ひきこもり、子育ての悩みがある方へ
当院の訪問診療は、外に出ることが難しい若年層(思春期・青年期)や、産後うつなどで育児に困難を抱えるお母様にも対応しております。
・子ども家庭支援センター・児童相談所との連携
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「子どもの発達や不登校に悩んでいる」「不登校からひきこもり状態になり、精神科の外来に連れ出せない」といったケースにおいて、支援機関と情報を共有し、当院の専門医がご自宅へ訪問して診察やご家族への助言を行います。
【当院の役割:必要な「診断書・意見書」の迅速な作成と連携】
デイケアや就労支援、B型作業所などの公的なサービスを利用するためには、主治医による「診断書」や「意見書」が必要になります。 当院では、日々の訪問診療を通じて患者様の状態を最もよく知る専門医として、これらの書類作成を迅速に行います。行政の担当窓口や各事業所への橋渡し(ソーシャルワーク)もお任せください。
専門医がサポートする「精神障害者保健福祉手帳」と「障害年金」の等級とメリット
長期にわたる療養において、ご本人とご家族の経済的な不安を和らげ、治療に専念できる環境を整えることは非常に重要です。
当院の精神科訪問診療では、生活の基盤を支える「精神障害者保健福祉手帳」や「障害年金」の取得を積極的にサポートしています。「うちの家族の症状でも申請できる?」「具体的にどんなメリットがあるの?」と迷われている方へ、等級の基準と得られる支援の詳細を解説します。
1. 精神障害者保健福祉手帳の等級基準と主なメリット
税金の控除や交通機関の割引など、生活のさまざまな場面で支援を受けられる手帳です。特に東京都や埼玉県では、等級によって医療費が「無料」になる強力な助成制度と連動しています。
| 等級 | 状態の目安(日常生活における制限) | 取得による具体的なメリット・助成内容 |
| 1級 | 自発的な行動が困難で、食事や清潔保持など、日常生活において常に家族等の援助が必要な状態。 |
【最大のメリット】
・東京・埼玉ともに「重度心身障害者医療費助成(マル障など)」の対象となり、精神科・内科を問わず医療費が実質無料になります。
・所得税(特別障害者控除:40万円)や住民税の大幅な控除。
・JRや私鉄の運賃半額(ご本人+介助者1名)、都営交通の無料乗車券、自動車税の減免など。 |
| 2級 | 日常生活に著しい制限があり、ストレスがかかる状況を一人で処理することが困難で、時に援助が必要な状態。 |
【埼玉エリアの方へのメリット】
・埼玉県では2級でも医療費助成の対象となり、医療費が無料になります。
・所得税(障害者控除:27万円)や住民税の控除。
・都営交通の無料乗車券、携帯電話料金の割引、美術館等の入場料割引など。 |
| 3級 | 基本的な日常生活はできるが、ストレスがかかると症状が悪化しやすく、社会生活や就労において配慮が必要な状態。 |
【日常的な負担軽減】
・所得税(障害者控除:27万円)や住民税の控除。
・都営交通の無料乗車券(東京都の場合)、公共施設の割引、携帯電話料金の割引、障害者雇用枠での就職活動が可能に。 |
2. 障害年金の等級基準と受給額の目安
病気や障害によって、生活や仕事に支障が出た場合に国から「現金」として定期的に支給される年金です。
※初診日(初めてその病気で病院にかかった日)に加入していたのが「国民年金」か「厚生年金」かによって、対象となる等級や支給額が異なります。
| 等級 | 状態の目安(労働と生活の制限) | 支給額の目安(※令和6年度基準・年額) |
| 1級 | 身の回りの用事の多くを家族に頼らざるを得ず、日常生活のほとんどができない状態。 |
【基礎年金(国民年金)の場合】
約102万円(月額 約8.5万円)
【厚生年金の場合】
基礎年金 約102万円 + 厚生年金の報酬比例部分(※過去の給与に応じた額) |
| 2級 | 家事などはなんとかできるが、就労して自立した生活を送ることは不可能な状態。 |
【基礎年金(国民年金)の場合】
約81.6万円(月額 約6.8万円)
【厚生年金の場合】
基礎年金 約81.6万円 + 厚生年金の報酬比例部分 |
| 3級 | 労働に著しい制限を受ける状態。(短時間の就労や、職場の特別な配慮が必要など) |
【厚生年金のみ対象(国民年金には3級はありません)】
厚生年金の報酬比例部分のみ(※最低保証額:約61.2万円/年) |
【厚生年金の「報酬比例部分」について】
会社員や公務員として厚生年金に加入していた期間がある場合、上記の基礎年金に加えて「報酬比例部分」が上乗せされます。
・計算の仕組み:
現役時代に収めていた「お給料の額(標準報酬月額など)」と「厚生年金に加入していた期間の長さ」に応じて金額が決まります。
・受給額の特徴:
現役時代の収入が高いほど、また加入期間が長いほど、受け取れる年金額が比例して多くなります(※加入期間が極端に短い場合は、一定の「最低保証額」が適用されます)。
【厚生年金の「報酬比例部分」の計算式と具体的な目安】
会社員や公務員として厚生年金に加入していた期間がある場合、基礎年金に加えて以下の計算式で算出される「報酬比例部分」が上乗せされます。
・計算の基本式(平成15年4月以降の期間の場合):
(※平均標準報酬額とは、現役時代の「給与やボーナスの平均的な月額」のことです)
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【具体例:現役時代の平均月収が「30万円」で、加入期間が「20年(240ヶ月)」の場合】
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$300,000円 × 240ヶ月 × 0.005481 = 約39万4,600円(年額)
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※なお、厚生年金の加入期間が「300ヶ月(25年)未満」である場合は、法律により「300ヶ月加入していた」とみなして計算する最低保障ルールがあるため、実際の加入期間が短くても受給額が低くなりすぎないよう保護されています。
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受給額のポイント:
現役時代の収入が高いほど、また厚生年金に加入していた期間が長いほど、この報酬比例部分の金額が比例して大きくなり、基礎年金に上乗せされて受給額が増加します(※3級の場合は、この報酬比例部分がそのまま基本支給額となりますが、法律で定められた最低保証額(年額約63万5,500円など)が適用されます)。
【さらに生活を支える「追加金額(加算額)」について】
障害年金の1級・2級に該当した場合、ご家族の状況に応じて上記の金額にさらに大きな金額が上乗せされます。
・配偶者の加給年金(厚生年金に加入していた方)
厚生年金の1級または2級を受給する方に、生計を維持している65歳未満の配偶者がいる場合、年額 約23万4,800円(月額 約2万円弱)が加算されます。
・子の加算(国民年金・厚生年金共通)1級または2級を受給する方に、18歳到達年度の末日までのお子様(または20歳未満で障害のあるお子様)がいる場合、子ども1人目・2人目につきそれぞれ年額 約23万4,800円、3人目以降は1人につき年額 約7万8,300円が加算されます。
【重要】当院の訪問診療だからこそ書ける「実態に即した精度の高い診断書」
これらの手帳や年金を申請し、適切な等級の判定を受けるために最も重要なのが「主治医の診断書」です。
実は、通院(外来診療)での短い診察時間の中だけでは、患者様の「家での本当の困りごと」や「ご家族の介護の苦労」が医師に十分に伝わっておらず、実態よりも軽い等級に判定されてしまうケースが少なくありません。
さくらひだまり訪問クリニックの精神科・心療内科の訪問診療には、以下のような大きな強みがあります。
・生活の実態を直接「見る」ことができます:
ご自宅に伺うことで、「部屋が片付けられない」「薬が飲めていない」「昼夜逆転している」といった生活のリアルな実態を、医師が直接確認できます。
・ご家族からのヒアリングを重視しています:
ご本人が「自分は大丈夫、困っていない」と主張される(病識がない)場合でも、ご家族から普段のご様子や介護の負担を丁寧にお聞きし、漏れなく診断書に反映させます。
・精神保健指定医/専門医による確かな作成:
数多くの書類を作成してきた専門医が、ご本人の生活上の困難さを正確に行政へ伝える、精度の高い診断書を作成いたします。
「以前、別の病院で年金の診断書を書いてもらえなかった」「医療費や生活費の負担が限界にきている」というご相談や、緊急時の往診も含め、制度の利用でお悩みの方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。ご家族の負担を減らすための最適な道筋を一緒に考えます。
お問い合わせ・予約
訪問診療をご希望の方、または詳細を知りたい方は、お電話またはウェブフォームからお問い合わせください。
医師・スタッフが丁寧に対応いたします。
よくあるご質問
本人に「自分が病気である」という自覚(病識)がなく、受診を強く拒否しています。
まずは「ご家族のみのご相談」からスタートできますのでご安心ください。
精神科の訪問診療では、ご本人が初めから歓迎してくださるケースばかりではありません。部屋に鍵をかけて出てこない場合でも、まずはご家族からじっくりとお話を伺います。「医療者」としてではなく、日常の延長線上で少しずつコミュニケーションを取り、時間をかけてご本人との信頼関係を築いていきます。
まだ通院できているのですが、今後のために訪問診療に切り替えることは可能ですか?
はい、可能です。通院が「ご家族の大きな負担」になっている場合は対象となります。
ご本人は歩けても、「待合室で長時間待てない」「通院のたびに家族が仕事を休まなければならない」といった状況であれば、立派な訪問診療の対象です。完全に通院できなくなる前に、スムーズに在宅医療へ移行することでご本人の混乱も防ぐことができます。
対象となる年齢に制限はありますか?
年齢制限はございません。全年齢の方に対応しております。
ご高齢者の認知症ケアから、働き盛り世代のうつ病、若年層の不登校・引きこもり、発達障害まで、幅広いライフステージのメンタルヘルスに対応しております。
精神科だけでなく、身体の病気(内科)も一緒に診てもらえますか?
はい、当院の大きな強みとして、一般内科の診療も同時に行っております。
精神的な不調の裏には、身体の疾患が隠れていることがあります。当院では血圧管理や生活習慣病の治療、各種検査(ポータブル心電図・採血・尿検査等)まで一括して対応します。いくつもの病院を使い分ける必要がなくなり、ご家族の負担が大幅に軽減されます。
お薬はどのように受け取ればいいですか? 薬局に行くのも大変なのですが…。
「訪問薬局」のご利用か、ご家族による代理受け取りが可能です。
当院から処方箋を発行しますので、ご家族がお近くの薬局でお薬を受け取ることができます。また、「電子処方箋」の仕組みを活用すれば、引換番号をお伝えするだけでスムーズな受け取りが可能です。薬局への外出自体が困難な場合は、薬剤師がご自宅までお薬をお届けし、服薬指導を行う「訪問薬剤管理指導(訪問薬局)」の導入も手配いたします。
状態が悪化して、どうしても入院が必要になったら見捨てられてしまいませんか?
決して見捨てることはありません。地域の精神科病院と速やかに連携します。
ご自宅での療養がご本人やご家族にとって危険を伴う状態(自傷・他害の恐れなど)になった場合は、当院が責任を持って連携する精神科病院・総合病院へ入院の手配を行います。
訪問看護ステーションやケアマネージャーと連携してもらえますか?
はい、密なチーム医療を行います。
すでに介入されている訪問看護ステーションやケアマネージャーがいらっしゃる場合は、当院から指示書を出し、情報共有を徹底します。まだご利用でない場合は、必要に応じて当院から適切な事業所をご紹介・導入のサポートをいたします。
交通費や出張費はかかりますか?
当院では、訪問にかかる交通費は「無料(頂いておりません)」です。
純粋な医療費のみをご負担いただきますので、想定外の出費は発生いたしません。
診断書代はいくらになりますか?
当院では、患者様のご負担を軽減するため、原則として診断書はすべて無料で作成・発行しています。費用のご心配なく必要な制度の利用が可能となるような体制作りを行っています。
生活保護を受給していますが、訪問診療を受けられますか?
はい、お受けいただけます。
生活保護を受給されている方は、医療扶助が適用されるため医療費の自己負担はございません。お住まいの福祉事務所への手続き等もサポートいたします。
どんな症状で利用できますか?
認知症、うつ病、不安障害、統合失調症、発達障害、不登校、ひきこもり、パニック、不眠、心身のストレス症状など幅広く対応します。診断がついてない状態でも問題ございません。症状の程度によらず、通院が困難な場合はご相談いただければと思います。
自宅でどんな診療が受けられますか?
精神的なケアはもちろん、内科の診療や検査まで幅広く受けていただけます。
精神科・心療内科の専門医が定期的にお伺いし、じっくりとお話を聞きながら診断、心理検査、お薬の処方や調整を行います。さらに当院の強みとして、一般的な内科診療(血圧や生活習慣病の管理、ポータブル心電図、採血、尿検査などの検査)にも対応しておりますので、心と身体を総合的にサポートすることが可能です。
家族が同席しても大丈夫ですか?
はい、もちろん大丈夫です。むしろ当院では同席を歓迎しております。
患者様と一番長く時間を過ごされているご家族からの「普段のご様子」や「気づいた変化」は、治療を進める上で非常に大切な情報です。また、当院は「ご家族自身の心理的負担を軽くすること」を重視しておりますので、介護の悩みやご不安もその場で遠慮なくご相談ください。
外出が不安でも利用できますか?
はい、そのような方にこそ訪問診療をご利用いただきたいと考えております。
精神的なご不安やパニック症状、重度の気分の落ち込み、あるいは引きこもりなどで「外に出るのが怖い」「病院の待合室にいられない」というケースは多くあります。無理に病院へ足を運ぶ必要はありません。ご自身が一番安心できる「ご自宅」という環境で、リラックスして診療を受けていただけます。
夜間や休日に急に具合が悪くなったり、不穏になったりした場合はどうすればいいですか?
24時間365日繋がる「専用の電話相談窓口」をご用意しております。
まずは当院へお電話ください。医師や看護師が状況をお伺いし、適切な対応をアドバイスいたします。電話での解決が難しく、緊急性が高いと判断した場合には、夜間・休日問わずご自宅へ「緊急往診」に伺います。「いつでも繋がる」という安心感を持って、日々の生活をお送りください。
診療内容や相談内容は外部に知られませんか?
厳格な守秘義務がございますので、外部に漏れることは絶対にありません。
私たち医療従事者には法律で守秘義務が定められておりますので、ご相談内容や病状について第三者に知られることはありません。また、「近所の目が気になる」というご事情にもしっかりと配慮してご自宅へ訪問いたしますので、プライバシーの面でもどうぞご安心ください。
訪問の頻度はどれくらいですか?
原則として「月2回(隔週)」の定期訪問となります。
患者様のご状態が不安定な時期や、より細やかなケアが必要な場合は、週1回などに増やすことも可能です。また、ご希望により月1回の訪問にも対応しています。ご家族とご相談の上、最適なペースを決定します。
家族だけで相談できますか?
はい、まずは「ご家族のみ」でのご相談からスタートすることが可能です。
ご本人がご自身の病気を認識していなかったり、医師の診察を強く拒否しているケースは決して珍しくありません。「どう接すればよいか分からない」「誰に相談すればいいのか…」とご家族だけで抱え込まず、まずは私たちにそのお悩みを預けてください。ご本人をどのように医療へ繋げていくか、専門家の視点から一緒に解決策を探っていきましょう。
初診で必要なものはありますか?
マイナンバーカードまたは資格確認証 のご用意をお願いします。また、お薬手帳、最近の検査結果、また該当する方は介護保険者証、高齢者保険証、医療受給者証、
障害者保険証をご提示頂けるとスムーズです。
